飛び込み営業@バンガロールの魅力
結論から言うと、
『まっさらの空き地を開墾して、野菜を収穫するような感覚』
が一番の魅力です。

高校の時、仲の良かった友達と高校のプールの裏に勝手に畑を開墾して、種を蒔き、できた野菜で鍋パーティをした感覚に近いのです。(残念ながら、学校側の圧力により畑は泣く泣く閉園しましたが。笑)
僕はこれまでのインターンでは、基本的にはこの飛び込み営業に従事してきました。
内容としては、三ヶ月毎に発行されるバンガロール日本人向けのフリーペーパー『シバンス』に広告を出してほしいと、片っ端からレストランやホテル、ショップに飛び込んで、
『プット ユア アドバータイズメント!!(広告出して)』
と連呼する、シンプルなお仕事です。

バンガロールにいる日本人に対して、もっと自分の店や会社を知ってもらい、
日本人のお客さんが増えてほしい!
と思っている方々に広告を出していただくわけです。
この魅力を語り出したら止まらないのですが、やっぱり上に書いたようなことにやりがいを感じます。
現在、ここバンガロールには、日本人が約2500人いると言われています。(1000人ほどが駐在、1500人ほどが出張)
これまで、需要があったにも関わらず、日本人向けの情報紙がなかったこともあり、お陰様でなかなかの成長具合を見せています。
なので、ホントに
ゼロから市場を開拓していく
という面白さがあり、どんどん自分で広告掲載の契約を取り、広げていける感覚は日本ではなかなか味わえないんじゃないかなと思います。
(同時に、バンガロールでこのような飛び込みをやってる日本人も僕らくらいなので、たまにインド人から変人扱いされます。)
まさに、更地に畑を開墾していくことができます。
さらに、開墾しっぱなしではなく、そこから種を植えて野菜を収穫するまでがまた面白い。
先日、広告を出してくれているとあるホテルの担当者と話しているときに、
掲載後日本人のお客さんが増えているようで、
『We are happy!!』
と言っていただけたことが最高でした。
このように、『日本人のお客さんを増やす』という価値、つまり野菜を収穫して、はじめてやってることの意味があるんだなと思います。
きちんと野菜を収穫できれば、そこから種をとり、また次のシーズンにつなげていくことができるように、
『また次回も広告載せさせてもらうわー。』
となっていくわけです。
と、結構抽象的な話をしてきたので、また具体的なエピソードを話していこと思います。