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海外インターンブログ

インドで痛感した、<社会問題を解決する>ことの難しさ

みなさんこんにちは。

寛大です。


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※前回の写真があまりにも不評だったので、やめます。
僕はレンズのこっちサイドにいます。


冒頭のタイトルにもある通り、

僕は<貧困問題>を目の当たりにしました。



それもそのはず、インドでは1日1ドル以下で暮らす人が人口の70%もいるそうです。

ITによって富裕層が出てきましたが、それもまだごく一部。



人口があまりにも多いため、インドはすごい勢いで発展していると思われがちですが、

実はそうでない側面も多いのです。



インドに来て、9日が経過しました。

9日間の間に、3回の考えさせられる経験をしましたので、

多くの人に共有したいと思い、ブログにします。



1.バンガロールのアメ横的存在ラッセルマーケットにて



ハーフパンツのポケット、引っ張られてるな。



そう感じてふと左側を見ると、小さな子供が僕のポケットに手をかけていました。



その目は、明らかに助けを求めている目であり、とても痩せていました。

その後ろに立っているお母さんは、服は着ているものの、

見るからに穴だらけで、手には、お花を持っていました。



お母さんを見ていた時に、

小さな男の子は僕に 「GIVE ME MONEY」と言いました。



そこで、僕はハッとしました。

GIVEなのかと。



⒉ バンガロールの裏原的存在コマーシャルストリートにて


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現地で働く人のインタビューを終えて、バンガロールを知りたいと思ったので、

KIKUと合流して、街を練り歩いていました。

コマーシャルストリートは、本当になんでもあります。

ローカルの飲食店、八百屋さん、肉屋さん、おもちゃ屋さん、服屋さん



色んなものが所狭しと並べられている。

たしかにこれは、竹下通りみたいだなと思っていたところに、

なぜか、目の前に台車に乗ったおばあちゃんが現れました。



そのおばあちゃんは、両目が明らかに潰れています。

焼けて目が飛び出しています。

台車に乗りながら、何かを言っています。

僕には言葉が聞き取れなかったので、何を言っていたかわかりませんが、

歌を歌っているようにも感じました。



でも、後ろを見た瞬間ありえない光景がありました。

40歳くらいのおじいさんがその台車を押していたのです。



そして、こちらを睨みつけながら、「MONEY! MONEY!」 と言うのです。

僕はその場を後にしました。





後ろから怒鳴り声が聞こえていますが、

苛立ちを隠すように立ち去りました。





3.APAホテルみたいな滞在しているホテルの前にて



おじいさんがこちらに向かって歩いてくるなあと思っていたら、

目の前まで来たので話していました。



杖は木の棒。

もともとは白かったであろう服は、茶色になっています。



よくわからないことを話しているのですが、

笑顔でこちらに話しかけているので、

僕も一緒に座って話すことにしました。



「歳はもういくつか忘れてしまった。」



その言葉が印象的でしたが、

おもむろにカバンからパンを取り出して、グレープフルーツのジャムみたいなものをかけて食べ始めたので、

僕もそろそろ学生さんと面談だったので、戻るねと伝えると、

持っていた杖で帰る方向を塞がれました。



ん?と思って振り返ると、

手をこちらに差し出し、言うのです。

「GIVE ME MONEY」



ああ、そういうことか。

ちょっと残念な気持ちになりました。





寄付や物乞いに対しての支援は、本質的な問題解決になっていない。



僕はそう考えます。

なので、1ルピーも彼らに対してお金をあげていません。


仮に僕が彼らに対して、かわいそうだという気持ちから、100ルピーをあげたとしたら、

僕らのように肌の色が白い人たちを狙って、彼らは物乞いを続けると思います。



とすると、彼らは僕らをターゲットにして活動を続けると思います。

何かの影響で、観光客がインドに訪れなくなった時、彼らの生活はどうなるのか?



そこには<継続性>がありません。

その日その日をたまたま出会った観光客から金をもらうことで過ごすことは、

極めて不健全であり、結果的には彼らの命を脅かすものになると考えます。



いつくるかわからない観光客を待ち、

いつくるかわからない寄付を待ち、

それが届かなかった時、彼らはどうなるんだろうと。

寄付することが間違っているわけではありません。

それはそれで素晴らしいことだと思いますが、もろく危うい、刹那的な行為という側面があると僕は感じました。





社会問題解決はものすごく難しい。


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困っている人がいるから助ける。

それが全てではないなと今回感じました。



助けることによるデメリットも存在します。

社会貢献という名の下、

様々な企業が途上国と呼ばれる国に進出し、自分たちの製品をデリバリーし、

彼らの生活の一部を彩るようになりました。



よいことをしてあげたい。

それはそれで良いことかもしれませんが、その土地に根付く文化や歴史、

価値観を壊すことにもつながる可能性があります。



それどころか、僕らがよかれとやった社会貢献に頼ることがもっとも効率が良いと考え、その恩恵をうけること。

つまり、「GIVE」がどんどん増加していく可能性があります。



これで問題は解決するでしょうか?

本当に彼らは幸せになれるでしょうか?





僕は<継続性>を担保し、彼らが自分たちで稼げる環境を作ることが本当の意味での問題解決なのではないかと考えました。


ただ、オートリキシャのおっちゃんが、子供が5人いて、育てるために稼いでいるって話を聞いたときは、
感情移入してちょっと多めに払いました。

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明日から、ハンピという世界遺産に行きます。
バンガロールほど都会ではなく、雄大な自然を感じられる場所です。
そこでまた新たな気づきがあるかもしれません。

ちなみに、社会問題解決をしている企業はこんな会社があります!
・社会起業家集団、ボーダレスジャパン
>>http://ajitora.jobweb.jp/career/sm-09181

・途上国でのBOPビジネスのコンサルティングPwC サステナビリティ 中途採用
>>http://ajitora.jobweb.jp/career/sm-11821

アジアを中心に生産拠点と販売拠点をもつ会社で、人事をやっています。

人がいいね!と言っています。
さゆ@バンガロール
金原舞奈[きんばらまな]
anna
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コメント
さゆ@バンガロール

年末年始インド合宿4期生のさゆです。ブログ拝見しました。〈継続性〉を担保し、彼らが自分で稼げる環境作りを作ることが私たちが彼らにできる本当の意味での問題解決なのではないか、という意見に私も非常に同感です。日常生活でも「本当の優しさ」って何だろう、と考えることはとても重要なことで、私も最近よく考えさせられることです。その場限りの優しさでなく、相手の将来まで見据えた今を作っていきたいものです。

2016/01/31 10:06